キャットフードの食いつきが悪いときの9つの原因と6つの対処方法!

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猫ちゃんは好き嫌いが激しくグルメ家だということは、一度猫を飼ったことがある人であれば経験していることでしょう。

どうしてキャットフードの食いつきが悪いのか原因がわからず困ってしまうという人も少なくありません。

そこで今回はキャットフードの食いつきが悪いときの原因と対処法について紹介していきたいと思います。

キャットフード教授

しっかりと原因を理解して適切な対処をしていくことで食いつきを改善できる可能性が高まるんだニャ!!

キャットフードの食いつきが悪い9つの原因とは?

キャットフードの食いつきが悪いということは、キャットフードに原因がある場合と猫ちゃん自身に原因がある場合の2種類が考えられます。

では、どういった原因があるのかについてまずは以下のまとめを見てみましょう。

食いつきが悪い原因
  1. キャットフードが好みではない
  2. キャットフードを突然新しいものに切り替えた
  3. キャットフードの風味が落ちている
  4. 食器が猫ちゃんにとってストレスとなっている
  5. 運動量の変化
  6. 加齢
  7. 温度上昇によってバテている
  8. 発情期
  9. 病気

食いつきが悪い原因を列挙していくと、結構な種類があることに驚く人もいるかもしれません。

それだけ猫ちゃんの食いつきに関わってくる要素が多いということをしっかりと理解し、猫ちゃんの様子を観察して判断していく必要があるということがわかるでしょう。

では、それぞれの原因について細かくみていきたいと思います。

1. キャットフードが好みではない

ヒトにも好き嫌いがあるように猫ちゃんにも好みの味・匂いのキャットフードというのは存在し、食いつきが悪い原因の一つにそのキャットフードが猫ちゃんにとって好みの味や匂いではないということが挙げることができます。

特に猫ちゃんは飽きがくることもあり、同じキャットフードを与え続けていたとしても食いつきが悪くなることもあるので、なにか味にバリエーションを与えることも考えなくてはなりません。

2. キャットフードを突然新しいものに切り替えた

猫ちゃんは新しいものに対して警戒をする生き物なので、突然すべての餌を新しいキャットフードに変えてしまうことによって食いつきが悪くなってしまったということもあるでしょう。

ヒトだとしても同じことが言えて、今まで白米を主食にしていた家庭が急に麺類を主食にしましょうと言われた場合、いつも白米に合わせておかずを食べていたので戸惑ってしまうといった状態です。

また、猫ちゃんは警戒している食べ物を食べるくらいなら空腹に耐えるという我慢強さも併せ持っているため、栄養不足に陥ってしまう可能性もあるため突然のキャットフードの切り替えは注意をしなくてはなりません。

3. キャットフードの風味が落ちている

キャットフードは油分が多く、空気にさらされることによって酸化が始まり風味が落ちてしまいます。

猫ちゃんの食いつきにとって重要な要素である風味が落ちてしまうと思うようにキャットフードを食べてくれず食いつきの悪さにつながってしまうでしょう。

特に安いからといって大容量のキャットフードを購入し、しっかりと保存ができていない状態だと風味も落ちて栄養価も低くなるため猫ちゃんにとって良いことがなくなってしまいます

キャットフード教授

保存方法については【キャットフードの正しい保存方法と容器の選び方・使い方!】を参考にすると良いニャ!!

4. 食器が猫ちゃんにとってストレスとなっている

猫ちゃんの餌を与える食器についてあまり考えたことがない人も多いかもしれませんが、実は食いつきに関係しているのです。

皿のまわりが猫ちゃんの唾液で汚れている、あるいは食器自体が汚れているなどの要素は猫ちゃんにストレスを与えてしまい、餌の食いつきを悪くしてしまいます。

また、あまり深皿のものだと猫ちゃんのひげが触れてしまい、それを嫌がることもあるのです。

5. 運動量の変化

猫ちゃんは1日の運動量というのはそれぞれ違い、よく動く日もあればあまり動かないという日もあります。

特に室外で飼っていた猫ちゃんを室内で飼った際には運動量というのは大きく変化するため、食いつきが良くないということも考えられるでしょう。

年齢を重ねるに連れて運動量も低下してくるため、その猫ちゃんに合わせた給餌量で食いつきを判断していかなくてはいけません。

6. 加齢

年齢を重ねると先程も解説したように運動量の低下や代謝量が落ちるために摂取カロリーもそこまで必要としなくなるため、餌もそこまで食べなくなってしまいます。

この場合は食いつきが悪いというよりも猫ちゃんの食事量が変化しているだけなので、猫ちゃんに合った給餌量を計算し直してあげることで解決できる原因です。

7. 温度上昇によってバテている

夏場になると気温が上昇しますので、それだけ猫ちゃんも体温調節に神経を使ってしまうことになります。

そうするとヒトと同様に夏バテのような状態になることもあり、食欲が低下して食いつきが悪くなってしまうということもあるのです。

猫ちゃんがバテてしまっていると思うように餌を食べてくれないので栄養も補給できず悪循環に陥ってしまいます。

室内飼いの猫ちゃんで、あなたが外出している際にも温度というのは気を配らなければなりません。

8. 発情期

オス猫に見られる傾向ですが、発情期になると食欲が減少し食いつきが悪くなってしまうことがあります。

メス猫の場合はその逆で食欲が増して食べすぎてしまうということもあるので猫ちゃんが発情期ではないかどうかも判断する1つの基準にしましょう。

9. 病気

食いつきが悪い原因が以上のどれにも該当しない場合、あるいは全く餌を手につけず24~36時間が経過している場合は病気の疑いがあります。

猫ちゃんにも様々な病気があるため、一概に特定することはできませんが、病気の可能性があるときは早めに動物病院で診てもらうと良いでしょう。

重大な病気の場合はキャットフードや療養させて治るようなものではありませんので、しっかりと猫ちゃんを観察するようにしてください。

キャットフードの食いつきを改善する6つの対処法

では、先程の食いつきが悪いときの原因を振り返ったときに、どのような対処をすれば良いのかということを考えていきましょう。

食いつきを改善する対処法
  1. 猫ちゃんが好みのキャットフードを与える
  2. ウェットフードを混ぜて与える
  3. 従来のキャットフードに新しいキャットフードを少しずつ混ぜていく
  4. 食器を変える・清潔にする
  5. 猫ちゃんに合った給餌量を与える
  6. 温度管理を徹底する

主にキャットフードにポイントを置くことによって猫ちゃんの食いつきというのは大きく変化しますので、キャットフードが原因だった場合を重点的に紹介していきましょう。

1. 猫ちゃんが好みのキャットフードを与える

猫ちゃんの食いつきが良くなるためには猫ちゃんが好みのキャットフードを与えることが1番です。

猫ちゃんがどういったキャットフードを好みやすいかという点ですが、「高タンパク質・匂い・新鮮さ」に重きを置くと良いでしょう。

猫ちゃんはほぼ肉食動物ですので動物性タンパク質がたっぷり含まれているキャットフードの方が食べっぷりが良いです。

また、猫ちゃんは匂いや鮮度にも敏感なので、新鮮で香り豊かなキャットフードを与えて、余っているキャットフードはしっかりと保存するようにしましょう。

高タンパクで匂い、新鮮さがあっておすすめのキャットフードに関しては後述します。

2. ウェットフードを混ぜて与える

猫ちゃんがいつものキャットフードに飽きてしまって食いつきが悪くなっている場合には、ドライタイプのフードにウェットタイプのフードを混ぜて与えるのもおすすめです。

ウェットタイプのフードは水分率が高く食感が生肉に近いので猫ちゃんが好みやすく、食いつきも良くなり飽きも緩和することができます。

また、いまではかつおぶしやまぐろなどのふりかけなども販売しているので、うまくいつもの食事に混ぜて猫ちゃんが飽きないように工夫するのも有効的な手段といえるでしょう。

3. 従来のキャットフードに新しいキャットフードを少しずつ混ぜていく

いきなり新しいキャットフードに変えてしまうと猫ちゃんが警戒してしまうので、従来のキャットフードに新しいキャットフードを徐々に混ぜて切り替えていきましょう。

従来のキャットフードであれば猫ちゃんも警戒なく食べてくれるので、新しい餌の味や風味も慣れて切り替えやすくなります。

4. 食器を変える・清潔にする

猫ちゃんがストレスになってしまうような食器を使っているようであれば、どれだけおしゃれだったとしても思い切って変える決断をしましょう。

また、食器は常に清潔にすることによって猫ちゃんの食いつきにも影響してくるので餌を与えた後はお皿が汚れていないかどうかその都度確認するようにしてください。

5. 猫ちゃんに合った給餌量を与える

猫ちゃんそれぞれに最適な給餌量が存在するため、運動量や年齢によって猫ちゃんが必要とする量は変わるのでしっかりと猫ちゃんに合った給餌量を与えてあげましょう。

一般的に猫ちゃんの体重×80kcalが1日の餌の量となりますので、室内飼いであまり運動量がないのであればそれよりも若干少なめに与える、あるいは活発に運動するのであれば多めに与えると調節してみてください。

6. 温度管理を徹底する

普段自宅にいることが少ない方は特に気をつけて欲しいのが温度管理です。

室内で飼っている猫ちゃんでも温度が高くなってしまうと熱中症になってしまう危険性もありますし、温度調節がうまくできずに神経を集中させてしまうことによってバテることにもつながります。

そのため、温度管理はしっかりとしてあげて夏場は大体27℃前後、冬場は25℃前後で寒くなりすぎず暑くなりすぎずをキープするようにしましょう。

猫ちゃんの食いつきを良くするためのキャットフードの選び方

猫ちゃんの食いつきを良くするために色々な対策を行っていると思いますが、肝心のキャットフードに猫ちゃんが惹きつけられなければ意味がありません。

では、どういったキャットフードを選べばいいのかという点ですが、大きく分けて3つに絞るようにしましょう。

キャットフードを選ぶポイント
  • 動物性タンパク質が豊富
  • 香りが良い
  • 無添加・グレインフリー

猫ちゃんはほぼ肉食動物なので動物性タンパク質によって栄養をまかなえる生き物です。

そのため、動物性タンパク質がたっぷり含有されているキャットフードを好む傾向にあります。

また、肉や魚の香りが強く猫ちゃんの食欲をそそるキャットフードであればなおさら食いつきは良くなるでしょう。

最後の無添加でグレインフリーのキャットフードは猫ちゃんが健康でいれるために必要なポイントで、体調が悪いとどうしても食いつきというのは悪くなってしまいます。

そのため、猫ちゃんの健康の妨げとなってしまう人工添加物やグレイン(穀類)は配合されていないものを選ぶようにしましょう。

キャットフード教授

安全性が高いキャットフードというのは自然と猫ちゃんの食いつきも良くなるんだニャ!!

食いつきが良く人気のキャットフード3選!

食いつきが悪い対策を知るのもいいですが、安全性に信頼ができて猫ちゃんの食いつきが良く人気のキャットフードを知るのもおすすめです。

そこで、最後に当サイトで調査した88種類のキャットフードのうち、安全性基準ランクA以上のものから人気でおすすめのキャットフードを紹介していきましょう。

1. カナガン

カナガン
イギリス産の新鮮で高品質なチキンを60%使用しているため、自然なチキンの香りが袋を開ける前から猫ちゃんの食いつきを誘うのがカナガンの特徴です。

また、人工添加物を一切使用しておらず穀類も含有していないため猫ちゃんの安全面での配慮もできているキャットフードと言えます。

カロリーも390kcalなのでバランスが良く、メインタンパク質であるチキン以外にも野菜やハーブによって栄養バランスが整っているのも特徴の一つです。

食いつき以外にも栄養面でもおすすめできるため、猫ちゃんが好めば飽きないための工夫をしながらカナガンをメインに与えると良いでしょう。

2. シンプリー

シンプリー
猫ちゃんによっては肉よりも魚が好きだという子もいるため、白身魚であるサーモンをメインにした食いつきが良くて人気のキャットフードも紹介しておきましょう。

シンプリーはフレッシュで品質の高いサーモンを使用しており、タンパク質含有率37%と栄養補給にはもってこいのキャットフードです。

シンプリーも無添加で穀類不使用なので安全性に信頼ができ、香りも良いため魚が好きな猫ちゃんであればまず問題なく食べてくれるでしょう。

また、魚に含まれている不飽和脂肪酸の仲間であるオメガ3脂肪酸は、毛艶・毛並みのキープにも効果的です。

そのため、長毛種や被毛が特徴の猫ちゃんには特におすすめできるキャットフードといえます。

3. ジャガー


厳選された食材である証拠の「ヒューマングレード」品質を使用したキャットフードなので安全性においてどのキャットフードよりも信頼ができます。

また、肉と魚の両方のタンパク質を含有させているためバランスの取れた栄養源で、かつビタミン・ミネラルもしっかりと補給できるのがジャガーの特徴です。

猫ちゃんは新鮮で香りの良い餌を好む傾向にあり、まさにジャガーは新鮮食材で香りも良いキャットフードなので、食いつきが悪いということであればジャガーを試してみるのも有効的な手段でしょう。

キャットフード教授

食いつきが悪いときの対策と一緒にキャットフードの見直しをする機会も作ると良いニャ!