最近買って少し太ってきたかな、あるいは活動的な猫ちゃんである場合、気になるのはキャットフードのカロリーが合っているかどうかですよね。
キャットフードにはそれぞれカロリーが高いものや低いものがありますので、その猫ちゃんに合ったカロリーのキャットフードを与える必要があります。
では、カロリーが高いor低いキャットフードを10種類ずつピックアップして紹介していきますので、猫ちゃんに合ったカロリーのキャットフードを見つけてみてください。
カロリーが低いキャットフード10選!
キャットフード88種類のカロリー調査を実施し、その中でもカロリーが低いキャットフードを10つピックアップして紹介していきます。
1位からカロリーが一番低くなっており、それぞれの特徴を簡単に説明していきますので自分の猫ちゃんに合ったカロリーのものや特徴を見つけてみましょう。
1. ピュリナワン
カロリー ・・・ 330kcal
価格 ・・・ 1,318円(税込)
内容量 ・・・ 2.2kg(550gx4袋)
原産国 ・・・ アメリカ
・ピュリナワンの特徴
ピュリナワンの中でも「避妊・去勢した猫の体重ケア」と呼ばれる種類のキャットフードは88種類の中でも一番低カロリーです。
メインとなるタンパク質は低カロリーで知られるターキーの肉を使用しています。
タンパク質含有量は38%で、肉以外にもミネラルの豊富な野菜類を配合しているため、尿路の健康をサポートする上でもおすすめです。
ただし、米・とうもろこしといった穀物類(グレイン)が含まれていますので、アレルギーを持っている猫ちゃんは注意をしなくてはなりません。
2. キャラット
カロリー ・・・ 330kcal
価格 ・・・ 838円(税込)
内容量 ・・・ 3kg(500g×6袋)
原産国 ・・・ 日本
・キャラットの特徴
キャラットはピュリナワンと同様に330kcalで低カロリーのキャットフードです。
使いやすさと保存しやすいことを目的とした小分けパックを導入しているので利便性に富んでいます。
また、チキンと魚をミックスさせて動物性タンパク質を27%含有、魚の旨味で猫ちゃんの食欲をそそらせるキャットフードです。
3.スマック
カロリー ・・・ 330kcal
価格 ・・・ 1,125円(税込)
内容量 ・・・ 2.2kg
原産国 ・・・ 日本
・スマックの特徴
猫の食欲をそそらせるためにかつおエキスを配合しているキャットフードで、タンパク質以外にもタウリンやビタミン、カルシウムといった栄養バランスを考えて生産されています。
ただ、メインとなる原料はとうもろこし、コーングルテンミール、小麦粉といった穀類のため、グレインアレルギー持ちの猫ちゃんにはおすすめできません。
4.カントリーロード
カロリー ・・・ 339kcal
価格 ・・・ 1,899円(税込)
内容量 ・・・ 650g
原産国 ・・・ アメリカ
・カントリーロードの特徴
サーモンをメインにタンパク質を約43%も含有しているキャットフードです。
F.L.U.T.D(猫下部尿路疾患)の猫ちゃんの予防を目的としており、またアレルギーや消化に悪い穀物を使っておらずグレインフリーとなっています。
カロリーが低い割にタンパク質も補給でき、尿路疾患予防にもなるという嬉しいキャットフードの1つと言えるでしょう。
5.アズミラ
カロリー ・・・ 340kcal
価格 ・・・ 2,321円(税込)
内容量 ・・・ 1kg
原産国 ・・・ アメリカ
・アズミラの特徴
猫ちゃんの健康に悪影響を与えないように人工添加物が不使用のキャットフードとなっています。
メイン食材はチキンとなっており猫ちゃんにとって栄養補給がしやすいと思われがちですが、チキンミールを使用していますので少し安全性は疑わしいところです。
また、メイン食材以外にはアレルギーのリスクがある穀物類が上位を占めているため、与える場合にはアレルギーに気をつけなければなりません。
6.ミャウミャウ
カロリー ・・・ 340kcal
価格 ・・・ 879円(税込)
内容量 ・・・ 580g
原産国 ・・・ 日本
・ミャウミャウの特徴
タンパク質含有率30%のキャットフードで、チキンと魚をバランス良く配合しています。
また、着色料や保存料を使用していませんので、人工添加物による猫ちゃんへの悪影響は問題ないでしょう。
ただ、メインとなるのはとうもろこし、コーングルテンミール、小麦粉などの穀物類で構成されてしまっているので、アレルギーを持っている猫ちゃんがいる場合は気をつけなければなりません。
7.フリスキー
カロリー ・・・ 340kcal
価格 ・・・ 378円(税込)
内容量 ・・・ 2kg
原産国 ・・・ タイ
フリスキーの特徴
猫ちゃんにとって食べやすい小粒タイプで、何より値段が安いのが特徴のキャットフードです。
安い反面アレルギーのリスクがある穀物類がメインに配合されており、着色料や栄養が期待できない大豆の搾りかすである大豆ミールといった成分も配合されているため、安全性を考えるのであれば少し躊躇してしまうキャットフードといえます。
8.モンプチ
カロリー ・・・ 340kcal
価格 ・・・ 400円(税込)
内容量 ・・・ 600g
原産国 ・・・ オーストラリア
・モンプチの特徴
香ばしい風味と食感を大切にして生産されたモンプチは、5種類の食材をブレンドしています。
構成されている動物性タンパク質は約31%となっておりますが、穀物類の含有率のほうが高くなっているため猫ちゃんに与える際はアレルギーや消化不良に気をつけなければならないでしょう。
また、着色料として食用赤色2号、食用赤色102号、食用青色1号、食用黄色4号、食用黄色5号といった添加物を使用していますので、健康に気を遣うのであればおすすめできると胸を張って言えないキャットフードではあります。
9.懐石
カロリー ・・・ 340kcal
価格 ・・・ 620円(税込)
内容量 ・・・ 800g
原産国 ・・・ 日本
・懐石の特徴
肉と魚をバランス良く配合し、肉以外にも野菜由来の食物繊維・栄養が含まれているため、猫ちゃんにとって嬉しい作用が期待できるキャットフードとなっています。
この懐石も低カロリーに分類されますが、その分穀物類の含有量が多くなってしまっていることや添加物が含まれている点を認識しておく必要があるでしょう。
10.ゴールデンネックス
カロリー ・・・ 342kcal
価格 ・・・ 780円(税込)
内容量 ・・・ 2kg
原産国 ・・・ タイ
・ゴールデンネックスの特徴
メインとなる原料は豆類となっているキャットフードで、カツオ味・マグロ味・チキン味とバラエティに富んだ味の種類があります。
豆類がメインとなっているため動物性タンパク質は27%と若干低めの構成で、穀物類の含有率が高くなってしまっているのが特徴です。
猫ちゃんにとって不必要である着色料は配合されていませんが、保存料としてプロピオン酸を使用しているので安全性について考えると少し不安が残ってしまいます。
※Amazonの公式サイトです。公式HPは存在しないようです。キャットフード教授
カロリーが高いキャットフード10選!
カロリーが低いキャットフード10選を紹介させていただきましたが、低カロリーのキャットフードは主に成猫からシニア猫におすすめです。
逆に成長期でカロリーをより消費する仔猫には高カロリーのキャットフードを与えるのが良いでしょう。
では、次にカロリーが高いキャットフードを紹介していきますので参考にしてみてください。
1.ジウィピーク
カロリー ・・・ 560kcal
価格 ・・・ 3,202円(税込)
内容量 ・・・ 400g
原産国 ・・・ ニュージーランド
・ジウィピークの特徴
ジウィピーク最大の特徴は、なんと動物性タンパク質が98%も含有しているという点です。
このタンパク質のメインとなるのが低カロリーであるラム肉で、栄養を十分に補給することに期待ができるキャットフードとなっています。
ただ、室内で飼っている猫ちゃんにとっては少し高タンパク高カロリーになってしまう面も持っていますので、活動的に行動する猫ちゃんにおすすめです。
人工添加物は不使用でグレインフリーとなっているため、アレルギーや身体に悪影響を与える心配が少ないキャットフードといえるでしょう。
2.スペシフィック『FCD』
カロリー ・・・ 446kcal
価格 ・・・ 2,200円(税込)
内容量 ・・・ 1.2kg
原産国 ・・・ デンマーク
・スペシフィック『FCD』の特徴
スペシフィック『FCD』は猫の尿路結石をサポートするためにミネラルを調整し、着色料が無添加で生産されているキャットフードです。
メインとなる原料は穀物類となっているため、グレインに対してアレルギー持ちの猫ちゃんや消化機能が低下しているシニア猫ちゃんにはおすすめできません。
また、着色料は不使用ですが酸化防止剤にBHA、BHT、 没食子酸プロピルを使用してるため注意が必要となります。
3.フッセ
カロリー ・・・ 434
価格 ・・・ 4,480円(税込)
内容量 ・・・ 2kg
原産国 ・・・ ベルギー
・フッセの特徴
チキンをメインとして動物性タンパク質を40%含有した栄養満点なキャットフードがフッセの特徴と言えるでしょう。
また血液をサラサラにしてくれるDHAが含まれているサーモン・オイルも使用し、グレインフリー・人工添加物不使用と安全性の高いキャットフードとなっています。
全年齢対応と記載されていますが、腎臓機能や消化機能が弱くなっている猫ちゃんにとってはあまりおすすめできるものではないので把握しておきましょう。
4.go!(ゴー)
カロリー ・・・ 429.8
価格 ・・・ 5,292円(税込)
内容量 ・・・ 1.81kg
原産国 ・・・ カナダ
・go!(ゴー)の特徴
go!(ゴー)は動物性タンパク質が48%で、チキン・ターキー・ダックとバランスよく含有されている高カロリーで低炭水化物が特徴のキャットフードです。
着色料や保存料は使用しておらず、アレルギーのリスクとなる穀物類も含まれていないので比較的安全性に信頼できるものと考えていいでしょう。
5.ファインペッツ
カロリー ・・・ 427kcal
価格 ・・・ 3,429円
内容量 ・・・ 1.5kg
原産国 ・・・ オランダ
・ファインペッツの特徴
ヒトが食べられるほどの高品質な原料である「ヒューマングレード」で作られたキャットフードがファインペッツです。
着色料・保存料ともに不使用なので安全性の高いキャットフードの1つとしておすすめできます。
また、初回購入の割引キャンペーンも展開しており、1,080円で購入することができるので悩んでいる人が買い求めやすいという点もメリットの1つです。
6.ワンフー
カロリー ・・・ 419kcal
価格 ・・・ 3,394円(税込)
内容量 ・・・ 2kg
原産国 ・・・ 日本
・ワンフーの特徴
とうもろこしを多く含有しながらチキンとウサギ肉をタンパク源にしたキャットフードであるワンフーは、419kcalとなっているため高カロリーに分類されるキャットフードとなっています。
とうもろこし以外にも米・麦ふすまといった穀物類が配合されているため注意が必要ですが、酸化防止剤や着色料・保存料などの人工添加物は不使用なのでグレインアレルギーがない猫ちゃんにはおすすめです。
詳細:ワンフー公式サイト
7.日本のみのり
カロリー ・・・ 418kcal
価格 ・・・ 2,138円
内容量 ・・・ 500g
原産国 ・・・ 日本
・日本のみのりの特徴
日本のみのりは動物性タンパク質を50%以上含有し、人工添加物も配合されていないため栄養面・安全面でも合格ラインのキャットフードとなっています。
穀物類に玄米を配合させているため消化やアレルギーが心配されますが、その他の穀物類よりは消化・アレルギー性ともに比較的安心できる原料です。
8.サイエンスダイエット
カロリー ・・・ 416kcal
価格 ・・・ 2,000円(税込)
内容量 ・・・ 1.8kg
原産国 ・・・ アメリカ
・サイエンスダイエットの特徴
チキンとターキをメイン原料としており、猫ちゃん本来の食いつきをイメージして作られたサイエンスダイエットは、含有タンパク質30%で構成されたキャットフードです。
小麦やとうもろこし、米といったグレインが含まれているのと、薬剤滞留が懸念されるビートパルプを使用しているため、猫ちゃんの安全を考えるのであればよく認識した上で与える必要があるキャットフードとなっています。
9.フリントリバーランチ
カロリー ・・・ 410kcal
価格 ・・・ 4,339円(税込)
内容量 ・・・ 1.6kg
原産国 ・・・ アメリカ
・フリントリバーランチの特徴
人工添加物不使用・グレインフリー・チキンをメインにした高タンパクのキャットフードとして安全性基準ランクも上位に食い込むキャットフードがフリントリバーランチです。
猫ちゃんの食いつきもよく、活発に活動をする猫ちゃんや成長期である仔猫には高カロリー高タンパクがおすすめなので、このフリントリバーランチはうってつけといえるでしょう。
10.アカナ
カロリー ・・・ 406kcal
価格 ・・・ 5,011円(税込)
内容量 ・・・ 1.8kg
原産国 ・・・ カナダ
・アカナの特徴
当サイトの安全性基準ランクでもAに分類されるほどの実力を持ったキャットフードで、人工添加物・グレインはもちろん使っておらず、メインとなるタンパク質も新鮮なチキンやターキーを使っています。
また、メイン以外の原料にもこだわりを持っており、猫ちゃんの健康のために厳選した食材を使っていることがわかるおすすめのキャットフードです。
キャットフード教授
カロリーだけでは不十分?安全なキャットフードを選ぶには?
今回紹介したカロリーの低いキャットフードと高いキャットフードの中には、安全性が高く安心して猫ちゃんに与えられるものかどうかというと素直にうなずくことができないものも含まれています。
これはつまり、カロリーだけでキャットフードを判断してはならないということです。
飼っている猫ちゃんの年齢や活動に合わせたカロリーのキャットフードを選ぶことはもちろん必要ですが、なによりも安全性が高く栄養豊富なキャットフードを選ぶということが大前提にあることをわすれないでおきましょう。
キャットフード教授