オーガニックという言葉は今ではヒトだけでなくペットにも使われることが多くなりました。
オーガニックは安全性の高い証とも言えるため、愛する猫ちゃんのためにオーガニックのキャットフードを選ぼうとしている人も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回はオーガニックなキャットフードを選ぶ際のポイントとランキングを紹介していきたいと思います。
キャットフード教授
オーガニックのキャットフードの選び方!3つのポイント!
オーガニックなキャットフードを選ぶ場合、どのポイントに絞って選ぶ方が良いのか迷う人も多いでしょう。
細かいポイントをあげればキリがなくなってしまうため、今回は3つのポイントに絞って解説をしていきたいと思います。
- 原材料が高品質である
- 添加物は人工のものが含まれていない
- 動物性タンパク質が豊富で安全性が高いか
オーガニックであることももちろん大切ですが、それ以外にもキャットフードを選ぶポイントはありますので、詳しくそれぞれ詳しくみていきましょう。
1. 原材料が高品質である
原材料が高品質であればあるほど原材料に含まれる栄養素に期待できるだけでなく安全なものといえます。
特に「ヒューマングレード」と記載されているキャットフードはヒトが食べても問題ないほどの安全性が保証されている原材料で作られているという意味なので、ヒューマングレードという文字が書かれているキャットフードを選ぶのも1つの方法です。
また、オーガニックと言われている原材料には有機◯◯と成分表示に書かれているものもあるのでそちらを参考にできます。
オーガニックだけでは安全性の高いものとはいえないため、オーガニックに加えてグレインフリーのキャットフードを選ぶということも覚えておいてください。
グレインフリーについて補足をしておきましょう。
猫ちゃんはグレイン(穀物)の消化を苦手としており、アレルギーになる可能性も高いとしてグレインフリーのキャットフードが注目を集めています。
グレインは小麦、とうもろこし、大豆といった穀物類のことを指しており、動物性タンパク質が豊富に含まれていてもグレインが配合されている場合はオーガニックであったとしてもおすすめできません。
猫ちゃんの生態にあった原材料がオーガニックであるという点を重視してキャットフードを選ぶようにしていきましょう。
2. 添加物は人工のものが含まれていない
オーガニックの基本として化学薬品や農薬を使用せず、自然の流れに沿って育てたものを指していますので、人工添加物は使用していないものを選ぶことも重要です。
キャットフードの中に含まれる人工添加物は基準が緩いためか、発がん性のあるものや炎症を起こしてしまう添加物を使っていることもあります。
人工添加物に関しては以下のような物質に要注意してください。
- エトキシキン
- 亜硝酸ナトリウム
- BHT
- 赤色40号
- 青色2号
これらの人工添加物は猫ちゃんの身体に悪影響を与えてしまう添加物となっていますので必ずこれらが配合されていない無添加のキャットフードを選ぶようにしましょう。
キャットフード教授
3. 動物性タンパク質が豊富で安全性が高いか
オーガニックと聞くと野菜のイメージが強いかもしれませんが、猫ちゃんはほぼ肉食動物なので動物性タンパク質が豊富に含まれているものを好みます。
この動物性タンパク質が作られる過程でも、品質管理を徹底されていればいるだけ安心して与えることができる基準になりますのでおすすめです。
動物性タンパク質が安全性の高いものであるかどうかの指標として覚えてもらいたいのが、4Dミートや家畜副産物が配合していないかどうか、という点になります。
近年ペットフードの安全基準も厳しくなり、低品質の原材料が含まれることも少なくなりつつあります。
しかし、いまだに4Dミートや家畜副産物といった類の肉が含有していることもあるため注意をしてほしいところです。
4Dミートは「Dead=死んでいる」「Dying=死にかけている」「Disabled=不具合」「Diseasd=病気である」の頭文字を取って名付けられています。
家畜副産物もこの4Dミート同様にヒトが食べられるような肉を配合しているとはいえないので選ばないようにしましょう。
4Dミート・家畜副産物については【愛猫の安全のため!粗悪なキャットフード業界事情を知ろう!】
に記載の成分表示を参考にしてください。
オーガニックなキャットフードの比較一覧!
オーガニックなキャットフードを選ぼうとペットショップなどに足を運ぶと、実に様々な種類のものが並んでいることがわかるはずです。
その数ある中からオーガニックなものを探そうとするととても時間のかかってしまう作業となるため、生物博士がおすすめできるオーガニックキャットフードを事前に調査してきました。
では、先ほどのポイントを踏まえてオーガニックなキャットフード達を比較していきましょう。
原材料の品質 | 人工添加物不使用 | 動物性タンパク質 | |
ヤラー | ![]() |
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オーガニクス | ![]() |
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アーガイルディッシュ | ![]() |
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FORZA10 | ![]() |
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SGJプロダクツ | ![]() |
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今回比較したキャットフードはオーガニックにこだわった原料を含有しているため、オーガニック1点に絞って見るのであればとても信頼のできるキャットフードといえます。
しかし、猫ちゃんにとって安全性という点で見てみるとグレインが配合されていたりするものもあるため、穀物にアレルギーを持っている猫ちゃんがいる場合は十分に注意しなければなりません。
とはいえ、有機原料ということなので人工添加物は一切配合しておらず、栄養価も高いもので生産されていますので問題なく猫ちゃんに与えることができるでしょう。
キャットフード教授
オーガニックなキャットフードおすすめランキング!
オーガニックなキャットフードを選ぶときに重要である3つのポイントと、生物博士が独断で安全性の高いキャットフードをピックアップしてランキング形式にしました。
どのオーガニックキャットフードを購入しようか迷っている人や一度試してみたいと検討している人は、このおすすめランキングの中から選ぶのがおすすめです。
では早速紹介していきましょう。
YARRAH(ヤラー)

- オーガニック認定素材使用
- 人工添加物不使用
- 動物性タンパク質約32%含有
- グレインフリー
- 栄養バランスの取れたキャットフード
穀物の代わりの炭水化物として消化の良いグリーンピースやイエローピースを用いているため、豆類にアレルギーが無い猫ちゃんに与えるオーガニックキャットフードではおすすめできる一品となります。
アーガイルディッシュ

- オーガニック原材料を使用して生産
- 人工添加物不使用
- 低脂肪・低コレステロール・低カロリーのカンガルー肉を使用
- 第4原材料まで動物性のものを導入
グレインの1つに玄米が配合されていますが、小麦やとうもろこしに比べるとアレルギー性は低いため、穀物に対してアレルギーを持っている猫ちゃん以外であればおすすめできます。
オーガニクス

- 全ての原料の70%以上がオーガニック素材
- 人工添加物不使用
- グレインフリー
- 栄養源であるアミノ酸を究極配合
また、グレインフリーとなっているため、穀物類にアレルギーを持つ猫ちゃんにもおすすめできますがその分どうしても値段が高く付いてしまうため3位とさせていただきました。
オーガニックのキャットフードのFAQ!
オーガニックのキャットフードを調べる場合、そもそもオーガニックとはどのようなものを指すのかについて知らなくてはいけません。
そうすると、オーガニックについて様々な疑問が芽生えてくるかと思いますので、ここで数点質問に答えていきたいと思います。
今回特に多かったのは以下のような質問です。
- オーガニックのキャットフードの基準って?
- オーガニックのキャットフードのメリット・デメリットは?
- オーガニックのキャットフードで国産の物はないの?
- オーガニックのキャットフードは仔猫におすすめなの?
では以上の質問に対する回答をしていきましょう。
キャットフード教授
1. オーガニックのキャットフードの基準って?
そもそもオーガニックというのは農薬や化学肥料を用いらずに自然の恵みだけで作られた農畜産物のことを指しています。
オーガニックなキャットフードの基準を見る場合、一番目安になるのはオーガニック機関の認証を受けているのかどうかという点です。
海外ではペットフードに含まれる原料の基準も厳しく、緻密な検査を受けてオーガニック機関から認定を受けることができますので、認証されたキャットフードはそれだけでオーガニックの原料を使って生産されていることの信頼の証となります。
例として、いくつかのオーガニック機関を紹介しておきましょう。
- IFOAM(国際有機農業運動連盟)
- Oregon Tilth(オレゴンティルス)
- イタリア政府農水省有機CCPB
- ノルウェー政府認定有機漁場DEBIO
このような機関から認証を受けた飼料やキャットフードは、数ある審査からくぐり抜けた信用できるものだと判断して良いでしょう。
先ほど紹介した例の中でもIFOAM(国際有機農業運動連盟)は、世界各国のオーガニック認証ローカル機関を1つの基準として統一した連盟です。
そのため、IFOAMで認められたキャットフードというと、世界的に信頼を得ているオーガニック原料が含まれているといって良いでしょう。
上記以外にも様々なオーガニック認証機関はありますが、どれが信用できるのかわからないということであれば、IFOAMだけでも覚えておいてください。
2. オーガニックのキャットフードのメリット・デメリットは?
オーガニックのキャットフードを使いたいと考えている場合、オーガニックを与えるメリットのみに目を奪われがちです。
しかし、オーガニックにもデメリットは存在しますので、オーガニックのキャットフードを使うことによるメリット・デメリットをしっかり把握しておくようにしましょう。
キャットフード教授
オーガニックキャットフードのメリット
オーガニックのキャットフードを使う場合のメリットは以下の3つがあります。
- 人工添加物が使用されていないので低アレルギー
- 原料に信頼ができるため安心
- 栄養価も高く猫ちゃんの健康を保つためにはうってつけ
キャットフードの長期保存を目的とした酸化防止剤や保存料、見栄えを良くする着色料といった人工添加物は猫ちゃんにとって悪影響を及ぼすものばかりです。
その点オーガニックは人工添加物不使用で、配合されている成分も限りなく薬を使わずに有機的なもので生産されているためアレルギー性も低いというメリットがあります。
また、オーガニックであれば原料にも信頼でき、栄養価も高くなりますので健康を考える上ではオーガニックという存在は非常に重要です。
オーガニックキャットフードのデメリット
一方、オーガニックキャットフードを使用する場合のデメリットとしては以下の2つがあげられます。
- コストが高くつく
- 品質劣化がしやすい
オーガニックの一番のデメリットとしては生産するためにかなりの手間がかかってしまうためにそれだけコストも高くついてしまうという点です。
また、品質劣化を防ぐために人工添加物を使うこともあるのですがオーガニックの場合は添加物を使用しないので品質劣化が起こりやすいです。
そのため消費期限が早く、期限内に使い切れるように工夫をしなくてはいけません。
キャットフード教授
3. オーガニックのキャットフードで国産の物はないの?
オーガニックのキャットフードで国産のものは増えていますので、恐らく市販のキャットフードでも探してみればあるかと思います。
オーガニックと聞くと国産のものが安全で信用できる気になってしまいますが、それは野菜や肉などの話で、キャットフードに至っては国産が安全というわけではありません。
というのも、日本のオーガニック認証はヒトの食材に関しては厳しいもののペットフードに関しては明確な基準審査がないため信用できるかが難しいところなのです。
最近では国内でも安全なペットフードを生産するという傾向にありつつありますが、まだまだ信用するには至りません。
そのため、オーガニックキャットフードにおいては国産よりも海外のものを選んだほうがおすすめです。
4. オーガニックのキャットフードは仔猫におすすめなの?
仔猫は成長期で一番栄養とカロリーを必要とする時期ですので、身体に悪いものを食べさせるわけにはいきません。
オーガニックのキャットフードは人工添加物不使用で生産されていますし、中にはアレルギーの原因にもなるグレインも取り除いたキャットフードがあるので仔猫にとっておすすめと言えるでしょう。
オーガニックキャットフードは栄養価が高い原料を使用してはいますが、仔猫のことを考えるとしっかりグレインフリーでもあるのか、動物性タンパク質は豊富に含まれているのかも確認して購入するようにしてください。
キャットフード教授