よそ見をしているとついついあなたが食べているものを盗んでつまみ食いしてしまうのが猫ちゃんのかわいいところです。
しかし、中には猫に食べさせてはいけないものもあるため、しっかりと知識を身につけて置かなくてはいけません。
では、どのようなものを与えてはいけないのでしょうか
キャットフード教授
安全で本当に良いキャットフードおすすめランキングBest3
カナガン
- 子猫~シニアまで全ライフステージ対応
- 香料・着色料不使用
- グレインフリー
- 材料はチキンで猫ちゃんの食いつきがとてもよい
メインはチキンで出来ていて猫ちゃんが本来狩りをして食べていたお肉なので、食いつきが良いと評価も高いです。
全年齢対応ですが特によく食べる元気な成猫向けにおすすめのキャットフードです。
モグニャン
- 材料から徹底した品質検査を実施
- 香料・着色料不使用
- グレインフリー
- 材料は白魚だから食の細い猫ちゃんも安心
メインは白魚で出来ていて猫ちゃんの消化にとても良く、食が細い猫たちからも評価が高いです。最近消化不良気味だなという猫ちゃんにおすすめです。
シンプリー
- 高タンパクで栄養価が高い
- 子猫からシニアまで全ライフステージ対応
- 香料・着色料不使用不使用
- グレインフリー
- 消化に優しいサーモンで出来ている
サーモンで出来ているため猫ちゃんの体調に良いキャットフードといえます。全ライフステージ対応ですが、特にシニア猫に高評価のキャットフードです。
猫ちゃんに与えてはいけない食べ物8選!
猫ちゃんに食べさせてはいけないものの中にはヒトが食べても全く問題ないものも多く含まれています。
そのため、自分が食べられるから大丈夫だろうと猫ちゃんに与えてしまい大惨事を招いてしまうということは少なくありません。
- ネギ類
- アボカド
- チョコレート
- アワビ
- イカ・エビ・タコ
- コーヒー・お茶・エナジードリンク
- 生卵(卵白)
- 鶏・魚の骨
飼い主さんが注意をしていたとしても猫ちゃんが興味本位で食べてしまったというケースもありますので、しっかりとどのような食べ物を与えてはいけないのかを把握しておくようにしましょう。
1. ネギ類
ニンニク・ニラ・タマネギ・長ネギといったネギ類は猫ちゃんに与えてはいけない食べ物の中でも代表格と言えるでしょう。
猫ちゃんがネギ類を過剰に摂取してしまうと、ネギ類に含まれるアリルプロピルジスルフィドと呼ばれる成分が赤血球を破壊して溶血性貧血を引き起こしてしまいます。
厄介なのが、このアリルプロピルジスルフィドは加熱調理しても毒性は無くならないため、猫ちゃんに与える場合にはネギ類は一切入れない方が賢明です。
ネギ類を食べてしまい中毒症状を起こした猫ちゃんは、貧血だけでなく呼吸困難や嘔吐などの症状も引き起こし、最悪死に至ることもあります。
2. アワビ
魚が好きだからといって猫ちゃんに貝類を与えても問題ないだろうと安易に考えてしまうのは危険です。
特にアワビに含まれているピロフェオホルバイドと呼ばれる成分が光線過敏症を引き起こし、太陽光で皮膚炎を発症してしまうようになります。
特に猫の耳周辺は皮膚が薄いため光線過敏症の影響を受けやすく、重度の炎症となり細胞が壊死してしまう可能性もゼロではありません。
3. チョコレート
チョコレートを猫ちゃんが食べるということは少ないですが、食べてしまうことによって中毒症状が起こるので気をつけなければなりません。
チョコレートに含まれるテオブロミン、カフェインは猫ちゃんを興奮状態にさせてしまい、尿失禁や下痢、嘔吐、発熱、全身痙攣などの症状を引き起こしてしまいます。
しかし、飼い主が美味しそうに食べている、あるいはかまって欲しいためにちょっかいをかけたついでに食べてしまうこともありますので気をつけるようにしてください。
4. アボカド
アボカドに含まれるペルシンと呼ばれる成分は殺菌作用がある反面、猫ちゃんにとっては中毒症状を起こしてしまうので注意が必要です。
ビタミンやミネラルが豊富だということで、美容や健康のために推奨されることも多いですが、動物にとっては有害になることもあるためしっかりと覚えておきましょう。
5. 生のイカ・エビ・タコ
生のイカやエビ、タコに含まれているチアミナーゼと呼ばれる酵素も猫ちゃんにとっては危険なものです。
このチアミナーゼはビタミンB1を破壊してしまう特性を持ち、特に猫ちゃんにとってビタミンB1は必要な栄養素なので生のイカ・エビ・タコは与えない方が良いでしょう。
加熱することで酵素は失活されて働きを失いますが、そもそもイカ、エビ、タコはあまり消化の良いものではないのでそもそもおすすめできません。
6. 生卵
卵には栄養があることは誰しもが知っていることですが、卵白部分に含まれているアビジンと呼ばれる成分は、ビタミンB群のビオチンと呼ばれる栄養素の吸収を阻害してしまいます。
しかし、アビジンは加熱することによって作用を失いますので、生卵を食事の機会に使用することがあるという人は十分に気をつけるようにしましょう。
7. コーヒー・お茶・エナジードリンク
コーヒーやお茶を飲むことがある人はかなり多く、それだけに猫が興味本位で飲んでしまうリスクも秘めています。
コーヒーやお茶、エナジードリンクに含まれているカフェインは、猫にとって心臓に負担がかかってしまうだけでなく、激しい興奮作用をもたらしてしまうのです。
また、摂りすぎてしまうとカフェイン中毒にもなってしまうため、猫ちゃんには決してカフェインが含有されている飲み物を近づけさせないようにしましょう。
8. 鶏・魚の骨
自分で猫の食事を作っている人に特に気をつけてほしいのが、鶏や魚を使用する際に骨も一緒に混ぜて作ってしまうことです。
鶏の骨は火を通すことによって割れやすくなり、鋭い形状になりやすい特徴をもっているため、喉や消化器官に刺さってしまう恐れがあります。
魚の骨も同様で小骨だけでなく大きい骨をしっかりと取り除いておかないと喉や消化器官に刺さってしまっても猫は刺さっていることを伝えてはくれません。
魚は骨が多いので骨抜き作業は少し手間に感じてしまいますが、喉や消化器官が裂傷してしまい、そこから炎症を起こして生命の危機に関わってしまうということを考えると、骨はしっかりと抜いておくべきでしょう。
万が一食べてしまった場合の対処法
しっかりと注意をしていてもふとした隙に猫が食べてしまった、ということも可能性はゼロではありません。
では、万が一猫が食べてはいけないものを食べてしまった場合、どのような対処法をすればいいのでしょうか。
残念ながらあなたが自宅でできる対処法というのは毒物を吐かせる程度しかなく、即座に動物病院へ連れて行くことが重症化を防ぐ鍵となります。
また、動物病院へ連れて行ったとしても「いつごろに何を食べてしまったのか」、「どのぐらいの量を食べてしまったのか」によって処置法が変わってきてしまいます。
そのため、猫が食べてしまったもの、時間帯、摂取量をしっかりと把握しておき、受診の際にすぐに具体的に伝えられるようにしましょう。
普段から食べ物を与えないようにことが大切!
人間の食べ物というのは猫ちゃんにとって健康にいいものではなく、与えることはおすすめできないことは猫を飼っているほとんどの方がご存知でしょう。
しかし、猫ちゃんにおねだりされるとついつい与えてしまった、という方も少なくありません。
猫が食べてはいけないものを口にしないようにするためには、普段から猫に人間の食べ物を与えないようにすることが大切です。
人間の食べ物が美味しいものだと錯覚してしまわないようにするためには、まずは食事をしている最中には猫ちゃんを食べ物に近づけさせないようにしましょう。
具体的には食事中には食卓とは別の部屋にいさせる、食事前に猫ちゃんの食事を済ませてお腹いっぱいにさせておくなどです。
また、猫ちゃんの食事を作る方は、どれを与えてはいけないのかをしっかりと把握しておき、絶対に混ぜることのないように注意しながら調理するようにしてください。
キャットフード教授